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vol.01 気になるいびきの治し方

寝ている間のことだからつい忘れがちな「いびき」。気になっているけど対処したい、対処したいけど、その方法がわからないとお悩みの方に、独自調査を紐解きながら、その対策方法を考えていきましょう。

日本人の40%はいびき経験者

寝ている間のことで、自分自身ではなかなか気付きにくい「いびき」。気づいたきっかけを聞いたところ、「他人からの指摘」が83.6%で、中でも配偶者からの指摘が最も多いという結果でした。自分自身は眠っているので自身のいびきに気がつかないことが多いですが、意外と多い症状です。


また、朝起きると口が渇いている、まくらがよだれで濡れている、きちんと眠っているはずなのに眠った気がしない、起きたときに頭痛がする、日中強い眠気がある、集中力がない…など当てはまる人は、いびきをかいているかもしれません。

いびきの正体は振動音

通常起きているときは、気道は筋肉で支えられているので狭くなることはありません。しかし、眠ってしまうと、のどを支えている筋肉がゆるみ、軟口蓋と呼ばれる部分が落ち、気道周りが狭くなります。また、極端な肥満により上気道に脂肪がついて気道が狭くなることもあります。
睡眠時に息を吸うとき、この上気道の狭くなった部分を空気が通過することで、振動音がなります。これがいびきの正体です。

また、日本人は、顎(あご)が小さい人が多く、飲酒や疲れによって筋肉が弛緩し、いびきが出やすくなることがあります。一部、舌が落ち込むことが原因で、気道が狭くなる又は閉塞する舌根沈下という状態もあります。対処したいがなかなか対処できないのがいびきなのです。

いびきはよく寝ている、ことではない!

いびきによって睡眠が浅くなり、実は睡眠不足の状態なのです。しかしながらいびきに悩んでいる期間が長い人は非常に多く存在します。よく熟睡している状態としていびきを比喩的に表現されたりしますが、実はその逆。理想的な睡眠とは全く異なるのです。

いびきに対処しないと身体への負担が高まる

気道が狭くなると、一回の呼吸で十分に空気が肺に入らなくなります。
そのため、酸素不足を引き起こします。足りない酸素をさらに取り込もうと、突然「ガガッ」というような大きないびきをかいたりすることがあります。身体に酸素が不安定にとりこまれるため、脳や身体へダメージを及ぼす可能性があり、高血圧などの生活習慣病の原因や、悪化の原因にもなります。また、また常に酸素を求めている状態になるので、口で呼吸をしたり、睡眠が浅くなって、夜中に何度も目を覚ますなど、慢性的な睡眠不足を招きます。 そのため、早めに診断と治療が必要です。

いびきの治し方

気道が狭くなると、一回の呼吸で十分に空気が肺に入らなくなります。
いびきの治療法には、その原因と症状に応じた方法がいくつかあります。 肥満などが原因の方は、生活習慣の見直しがまず急務です。ダイエットやお酒を控える、禁煙なども効果があるでしょう。枕など寝具の見直しも効果があるかもしれません。
また、睡眠時無呼吸症候群と呼ばれる症状に対しては、歯科医でマウスピースを作成したり、CPAP療法があります。いびきの発生部位が特定されれば(扁桃腺肥大など)、外科的手術も可能です。
ナステントは、挿入した状態で寝ることで、狭くなろうとする気道をしっかり確保することができます。また、万が一口蓋垂が落ち込んで、ナステントが潰れても、ナステントと上気道との間に隙間ができますので、空気の通りを確保します。

自分で判断せずに、耳鼻咽喉科や呼吸器内科へご相談を。「いびき外来」も

今回調査した結果によると、いびきで悩んでいる人の73.0%の人が「誰にも相談していない」ことがわかりました。
男女ともに第1位は「誰にも相談しない」であり、いびきは誰かに相談しにくい事柄であることが伺えます。

また、自分自身ではどんないびきなのか表現できないために、誰かに具体的に相談することが難しいのかもしれません。ましてや医師に相談することは心理的にハードルが高いと感じる方もいるでしょう。しかし、前述したように、いびきはいろいろな症状のサインであることがあります。ご自身で「たかがいびき」と判断せず、耳鼻咽喉科や呼吸器内科などにご相談ください。

今は「睡眠外来」や「いびき外来」というものも多くなっています。いびきに詳しい医師に相談いただければ、どんないびきなのか?それは治療が必要なものなのか?いびき音を無くすためにはどうしたらよいか?など、ご自身で抱えられている様々な疑問にお答えすることができます。長く一人で抱え込まずにぜひ一度相談してみてください。

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