コラム



最新いびきアプリ5選を比較!【Apple Watch対応あり】

いびきラボのいびき計測結果画面
はじめに:|スマホが”いびきの先生”になる時代?
スタッフのJです。
いびきの悩みは今や多くの人にとって身近な問題。
「自分がどんな音を出しているのか」「いつうるさいのか」さえわからず、対策の取りようがない——。
でも今は違います。
スマホやApple Watchが“いびきを可視化”してくれる時代がやってきました。
AIによって、いびきの音・時間・パターンを分析してくれるアプリが次々と登場しています。
今回は、最新の“いびきアプリ”の中から、使いやすい5つを厳選してご紹介。
それぞれの特長を比較しながら、どんな人にどのアプリが合うのかを解説します。
アプリ名 | 対応OS | 主な機能 | Apple Watch対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
いびきラボ | iOS/Android | いびき録音+スコア化+対策記録 | 〇 | いびき分析機能が豊富。バランスの取れたアプリ。実録記事はこちら |
Prime Sleep Recorder | iOS/Android | 録音+AI解析+ノイズ除去 | 〇 | AppleのAI技術を活用した高精度録音。録音操作をApple Watchで遠隔操作可能。ただし録音はiPhone側 |
Pillow | iOS | 睡眠段階+心拍数+録音 | ◎ | Apple Watch連携が強力で心拍数や睡眠段階の取得可能 |
Snore Control(いびきコントロール) | iOS | AI検知+バイブ注意喚起 | 〇 | 振動でいびきを通知 |
Sleep Cycle | iOS/Android | スマートアラーム+音分析 | ○ | 睡眠改善+いびき検出のバランス型。スマートアラーム機能が特徴。 |

いびきアプリ5種類の画面比較。AppStoreの公開画像をもとに作成。左から「いびきラボ」、「Prime Sleep Recorder」、「Pillow」、「Snore Control」、「Sleep Cycle」
実録レビュー(のさわり):Android → iPhone + Apple Watchへの切り替え体験
私はこれまでAndroidで「いびきラボ」を使っていましたが、最近iPhone+Apple Watch環境に切り替えました。
どうしてもApple Watchの睡眠計測を試してみたかったためです。
現時点の結論から言うと、アプリごとに「録音の精度」「記録のしかた」「Apple Watchの反応」がまったく異なり、驚きの連続でした。
今後アプリごとのレビューをしていきたいと思いますが、現時点で気づいたことは下記のとおりです。
レビューの見方:
1段目:一言レビュー
2段目:良いところ
3段目:気になるところ
4段目:無料での使いやすさ
〇 いびきの要因分析等(いびき対策グッズをした時としなかった時の分析や飲酒や運動などとのクロス分析など)が豊富。
△ いびき録音の精度はまずまず(時々ノイズが入る)。
〇 無料でもサンプル再生は可能。一方日本でも各キャリアの使い放題月額コンテンツに組み込まれており有料版も利用しやすい(私も使っています)。
〇 いびきの回数や時間なども視覚化され、分析項目も多い。
× いびきの要因分析等は薄い。
× 無料では音声の途中までしか再生できない。

Prime Sleep RecorderのiPhone画面。いびきや咳などの種類別に再生可能(いびきの部分再生以外は有料)
〇 心拍トラッキングや睡眠段階分析などができ、いびき以外の「睡眠の質」の分析が可能。
△ いびきの検出精度は中くらい。時々ノイズあり。逆にいびきの検知ができていないことも。
× 録音は無料なものの再生は有料、かつ計測開始時に必ず有料版への誘導が表示されるため、事実上有料アプリなのが惜しい。

PillowのApple Watch上の画面。睡眠の質スコア、睡眠時間、平均心拍数を表示
〇 賛否両論あるがいびき検知によるバイブ機能は確かにいびき軽減には役立つ(起こしてしまうので睡眠の質は悪くなるはず)
× 録音の精度は他のアプリに比べてやや劣る。
〇 無料で音声の再生ができる点はありがたい(容量制限あり)なので、とりあえず使ってみたい人にはおすすめ。

Snore Control画面。いびきの波形を表示していて、無料でも再生可能(容量制限あり)
〇 スムーズな起床を助ける「スマートアラーム」が特徴的。いびき録音の精度は他のアプリに比べて高い。
× いびきの要因分析などはできない。
△ 無料でもいびき音の再生はできるが、無料では計測開始時に有料版のオファーがある。

Sleep CycleのiPhone画面。このように睡眠段階の分析などが中心でいびきにフォーカスはしていない。
AIはどこまで正確?:アプリの限界と活用法
各アプリが活用しているAIは、マイクの音声波形から「いびき・寝言・環境音」を判別する音響AIが中心です。
Appleの「Core ML」やGoogleの「TensorFlow Lite」などが裏で動いています。
ただし、
などの課題もあるため、「医療診断」ではなく「傾向把握の道具」として使うのがベストです。
また、いびきのかき方は同じ人でも体調や飲酒の有無などでかなりばらつくため、できるだけ毎日計測(少なくとも10回以上計測)することをおすすめします。
目的別おすすめアプリまとめ
独断と偏見で、目的別のおすすめアプリをまとめてみました。
目的 | おすすめアプリ | 理由 |
---|---|---|
まずは基本的ないびき記録をしたい | いびきラボ(iOS/Android) | スコアと録音のバランス◎ |
AI録音+ノイズ除去を極めたい | Prime Sleep Recorder(iOS/Android) | いびき音だけを抽出する能力が優秀 |
Apple Watchでいびき×心拍を見たい | Pillow(iOS) | 睡眠段階との相関も見える |
夜中にいびきを減らしたい | Snore Control(iOS) | バイブでリアルタイム注意喚起 |
いびき+睡眠の質をトータルで把握したい | Sleep Cycle(iOS/Android) | 睡眠全体の改善にも◎ |
関連リンク・次回予告
- いびきラボを使った実録
- Apple Watchを使った実録(近日公開予定)
おわりに
「いびき=他人事」だった時代はもう終わりです。
いびきアプリを使って、自分の体を知り、整えることができる時代です。
今後、Apple Watchや、これらアプリを併用した体験記事をお届け予定です。
“録音されたいびき”と“自分の感覚(寝起きなど)”の違いが見えてくるかもしれません。お楽しみに!
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