コラム

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睡眠にまつわる本

世界のエリートがやっている最高の休息法

最高の休息法=マインドフルネスとは

疲れというものに対し、様々なアプローチが現在あるが、マインドフルネスは、脳科学の成果と結びつき、根本的、長期的な解決方法として提唱されている。マインドフルネスは脳と心を休ませるための技術群であり(つまりテクニック)、一時的に脳の疲れを取る対症療法ではなく、疲れに対する予防にもなる。本著では、そのテクニックを文章にはなるが、わかりやすく伝えてくれる。ただし、動画などがないので、自分がその方法(例えばマインドフルネス呼吸法)をしているときに、正しく行っているのかがわからないのが残念。良い内容だと思うだけに精度をあげたいなと思ったときに、この本に出てくる「ヨーダ」のような存在が身近にいたらなと思う。
このマインドフルネスに習熟することによって脳のエネルギーを無駄遣いすることを防ぎ、また脳疲労を回復してくれる。このことにより得られる効果は下記のものが挙げられる。

・感情調整力の向上
・自己認識への変化
・免疫機能の改善

脳のすべての疲れやストレスの原因は、過去と未来

先のこと・あとのことに心を奪われた状態が当たり前になると、人間は今ここに意識を向けるやり方を忘れてしまう。この状態が慢性化すると心が疲弊していく。さらに、競争に負けたくない、という気持ちほど脳を疲弊させるものはない、と著者は言う。確かにまだ起きていないことに対する不安、起きてしまってどうしようもできないことに対する後悔などを引きずることで悶々として寝れない夜を過ごしたことが私自身も多くある。

この過去や未来から来るストレスから解放されることこそがマインドフルネスの目的なのである。今ここに集中することこそが心の復元力を高めるための最もスマートなやり方なのであり、その基礎となるのが「マインドフルネス呼吸法」である。
マインドフルネスを体得していくに当たり、大体3つの経験段階があると言われている。

初期:「いまここに」注意を向けることに躍起になる
中期:心がさまよったことに気づき「いまここへ」と注意を向け直せる段階
最終:努力せずとも、つねに心が「いまここにある」状態

泰然自若とし、自分の意識を自分に引き込み、現在のことに集中させること。これに瞑想がぴったりなのだが、なかなか1時間も瞑想に時間が取れないなぁとも思う。ただ、例えばヨガをやっている方などは、自分の心と身体への対話を通じて、この手法を取り入れることができたらすごく生活は改善するのではないかと感じた。特に、同じ場所、同じ時間、同じポーズなど脳は「習慣」を好むので、取り入れられることができれば、さらに効果的に成るかもしれない。

睡眠・食事・運動にもつながるマインドフルネス

もちろん、睡眠、運動、食事と言った要素が身体の疲れを癒やす基盤となることは忘れてはいけないが、マインドフルネスは、身体の疲れすらも、筋肉などの物理的な消耗としてだけではなく、「疲労感」という脳現象として捉えるアプローチを取っている。

・睡眠
 マインドフルネスを除けば、休息の最たるものは睡眠である。睡眠というのは脳の洗浄、あるいはデトックスの時間。もちろんマインドフルネスには睡眠改善の効果もいくつか報告されており、眠る前や夜中に目が冷めたときには、呼吸に注意をむけること。こうして後帯状皮質などの活動を低下させて、DMN(デフォルト・モード・ネットワーク:脳のアイドリング状態)の活動を抑えれば、脳はより深く休息することができる。

・食事
 菜食主義、穀物中心、身体の酸性度を下げるものなど。ただし科学的なエビデンスが不十分なものが多いので注意が必要ということは本でも啓蒙されている。カロリー制限や水分補給も脳の疲労回復のためには大事。避けたほうが良いとはっきりしているのは肥満であり、肥満はうつ病の温床であり、同時にうつ病の結果でもある。

筋トレなどをしていると、鶏肉の摂取(タンパク質)などを勧められたり、赤身肉は良いなんて話を聞いたりしていたが、マインドフルネスの視点から言うとあまり積極的に摂取することは気をつけたほうが良いかもしれない。

<毎日摂取したほうが良いもの>
野菜、果物、ナッツ類、豆類、芋類、全粒穀物、魚、エクストラ・バージンオリーブオイル、チーズ、ヨーグルト

<程よく摂取したほうがよいもの>
鶏肉、卵

<摂取を極力控えるべきもの>
赤身肉

・身体
 実際にやってみて、ボディスキャンが最も私にはぴったりした感じがした。痛みだけでなく、こりやだるさのような疲労感にも効果が見込めるらしい。
ただ、寝る前にやっているのでいつも左足の途中で寝てしまい、いつも左足でスタートし終わっているので、左足のスキャンしかできていない…。こちらはやり方を記載させていただく。

<リフレッシュするボディスキャンのやり方>
1.横になり(椅子に座ってもOK)、目を閉じて、身体がベッド、床、椅子に触れている感覚や重力の感覚に意識を向ける。
また呼吸に伴ってお腹が上下する感覚に注意を向ける。
2.注意を左足のつま先へと下げていき、足が靴や靴下に触れる感じ、隣の指と触れる感じなど、つま先の様々な感覚に注意を向ける。
3.つま先から「スキャン」する。息を吸うときは、呼吸が鼻から入り、身体の中を通って左のつま先に吹き込まれるイメージ。
息を吐くときは、左のつま先にある空気が、身体の中を通って鼻から出ていくイメージ。
4.このプロセスを身体の各部についても同じようにやっていく 。

共通しているのは、「いまここに」「いまここへ」を導く呼吸によって錨をつくること。そして鼻呼吸。哺乳類は基本的に鼻呼吸をするようになっているので、寝ると上気道が閉塞してしまって口呼吸になってしまう私には、ナステントがあると鼻呼吸ができるようになる。ナステントも同じだが、持続的、継続したアプローチが休息には必要なわけで、自分のできるところから、できる範囲で少しずつ続けていきたいと思う。

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