コラム

はじめてセットはこちら
睡眠にまつわる本


●タイトル:脳と心を癒して心地よく眠る 和の花もようのぬり絵
●遠藤 拓郎 (著), 藤田 有紀 (イラスト), 三葉 南央子 (イラスト)
●単行本96ページ
●出版社:日本文芸社(2023年4月13日
●発売日: 2023/4/13

vol.8 睡眠専門医が提案する美しい花々のぬり絵を楽しんで、最高の眠りにつくメソッド

ぐっすり眠るための「起きる努力7つのポイント」を紹介

ちょっとした生活習慣の改善で、眠りの質は良くなると、著者は7つのポイントを紹介しています。 「なかなか寝つけない」「夜中に目がさめる」「スッキリ目覚められない」などの悩みを抱える人は多いが、寝る努力はなかなかできないもの。そこで、起きている努力をするポイントを7つ紹介されています。

ぬり絵でぐっすり眠れる理由は、ぬり絵は自律神経を整える効果がある

ぬり絵という単調さと細かさが、自律神経を整えて眠りやすい状態にしてくれます。準備に時間がかからず、手軽にできるぬり絵が最適と著者は薦めています。

●ぬり絵に没頭することでストレスを発散でき、睡眠の質が向上する
●自分で作業することで「夕食後のうたた寝」を防ぎ、ぬり絵の絵柄に癒され、睡眠の質の低下を防ぐ
●テレビ、スマホとは対照的に、間接照明でぬり絵作業することで、メラトニンの抑制防止となり、入眠がスムーズになる
●目と指がゆっくり動くため、脳の興奮が穏やかになり、眠りに入りやすい状態になりやすい

ぬり絵でリラックスできる理由は、適度な集中とほどよい疲労



ぬり絵の繊細かつ単純作業の繰り返しが、自然な呼吸を促し、適度な集中力を保つことで、自律神経のバランスが整い、リラックスできます。さらに、ぬり絵の繊細かつ単純作業の繰り返しによるほどよい疲労感によって、覚醒から睡眠への移行がうながされます。他にも、配色で癒し効果をアップさせたり、色鉛筆による癒し効果、達成感なども、ぬり絵がリラックスを促す要素だと著者は述べています。

本書の特徴は、四季の花々と伝統的な文様、美しく華やかな和柄のぬり絵が楽しめる

本書には、リラックスを感じ睡眠を促せるポイントをたくさん感じることができます。まずは、ぬり絵の絵柄がとても美しく華やかさを感じるので、ぬり絵を見ているだけでも癒されます。文様や季節の花々が描かれているので、文様の意味や色彩・香りなどをイメージしながら塗ると、適度に脳に刺激を与え、自律神経を整える効果が高まると著者は述べています。実際に、寝る2時間前にぬり絵を30分程度やると、作業に没頭することで、気持ちが安らぎ、そのまま睡眠に気持ちよく入れる感覚を得られました。 ぬり絵のような単純作業の繰り返しは癒されるという感覚を是非体験ください。 色鉛筆できれいに塗るコツも紹介されています。 おやすみ前に季節の花々を塗って、心地よく眠りましょう。



著者紹介: 医学博士・スリープクリニック調布院長。元慶應義塾大学医学部特任教授。女子栄養大学客員教授。 東京慈恵会医科大学卒業、同大学院医学研究科修了、スタンフォード大学、チューリッヒ大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校へ留学。東京慈恵会医科大学助手、北海道大学医学部講師を経て、現在スリープクリニック調布院長。スリープドクターとして、テレビやラジオなど多くのメディアでも活躍中。

▼ナステントをフィッティングできる医療機関はこちら

▼ナステントをこれから始めようと思っている方におすすめのスタートパック!

はじめてナステントはこちら