コラム
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【実体験記】ナステントの効果をいびきアプリで測定中!
「いびきラボ」を使ってナステントの効果を測定します!
スタッフのJです。「【実体験記】実況中!いびきラボでいびきを測定します。」にて、いびきラボを使ったいびきの測定をしていますが、少しずつデータがたまってきたので、予告通り、いびきグッズレビュー第1弾として、ナステントのデータを掲載したいと思います!
今回いびきの測定に使っている「いびきラボ」についは、こちらをご覧ください。
ナステントをした日としない日でいびきスコアに差が出るか?
ナステントをした日としない日でいびきスコアに差が出るか?比べてみました。
スコアに差が出なければ、ナステントには効果がない、ということになってしまいます。
さて、どうでしょうか?
ちょっとほっとしました。
ナステントをすると何も対策をしない時に比べていびきスコアは低めです。
スコアを見ると、そこまでいびきスコアが改善していないように見えますが、これはいびきラボの算定ロジックの癖かもしれません。
少し見方を変えて「激しい」いびきの継続時間を比べてみます。
ちなみに、「激しい」の区分はいびきラボによるもので、具体的なデシベル数などは公開されていません。
私の場合、そもそも「激しい」いびきの時間帯は長くないものの、何の対策もしていない時の平均は9分、ナステントをしているときは2分と、それなりに違いがみられます。
今度は、「激しい」に加えて「大きめ」のいびきを加えた継続時間を比べてみます。
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何の対策もしていない時の平均は58分、ナステントをしているときは27分と、半分以下になっています。
やはり、ナステントをすることで、大きいいびきを減らすことができている、と言えそうです。
ただし、これはすべて「平均値」であることに注意が必要です。ナステントをしていなくてもいびきをあまりかいていない日もあれば、ナステントをしていてもいびきが大きい日もあるからです。ちなみに、ナステントをしている時の最小いびきスコアは14ですが、最大は59。ナステントをしていない時の最小いびきスコアは18で最大は68。いびきをかくかかかないかは、飲酒や睡眠時間など様々な要因がからんでいるため、バラツキが大きいということは知っておいたほうが良いかもしれません。
分析1:飲酒の有無別の比較
最初の分析として、飲酒をした時・しなかった時別に、ナステントをした時と何も対策をしなかった場合を比較してみます。
まずは飲酒をした時の比較です。
次に、飲酒をしていない時の比較をしてみます。
飲酒の有無にかかわらずナステントをした時のほうがしていない時よりもいびきスコアが小さくなっている(=いびきが小さくなっている)ことがわかります。
分析2:睡眠時間別の比較
次に、睡眠時間の長さ別に、ナステントをした時と何も対策をしなかった場合を比較してみます。
まずは睡眠が6時間未満の場合の比較です。
次に、6時間以上睡眠をとった場合の比較をしてみます。
こちらも同様、睡眠時間の長さにかかわらずナステントをした時のほうがしていない時よりもいびきスコアが小さくなっている(=いびきが小さくなっている)ことがわかります。
とりあえずのまとめ
ナステントを使用した場合と使用しなかった場合で、いびきスコアにどのような違いがでるかをまとめてみましたが、いかがでしたか?
私の場合はナステントを使用すると、いびきスコアは低下する傾向であることが確認できました。
一方で、いびきをかくかかかないかは日によってかなりばらつきがあり、必ずしもナステントをしていれば絶対にいびきをかかない、というものでもないことがわかりました。
じつは、睡眠時無呼吸症候群の調査においてもこのようなばらつきは見られているようです。同じ患者でも睡眠時無呼吸症候群のスコア(AHI)は日によって異なり、治療機器(CPAP)を使っても、効果は一律にあるわけではないことが確認されています。
いびきって奥が深いですね。それでも、平均してみれば、飲酒をしているほうがいびきをかきやすくなる、などの傾向は間違いなくあるようです(前回の結果をご覧ください)。
ぜひ、少しでも「いびきをかきにくい」環境を整えていきましょう!
私の場合は、やっぱりダイエットかな。。。
(当サイトからお申し込みされる場合に限り、処方指示書を無料で発行いたします。購入の際には簡単なオンライン問診票への記入が必要です(所要約4分))。