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Professional Interview 03.
「練習も試合も常に100%。
だからこそ大切にしていた睡眠」
サッカー元日本代表 巻誠一郎が語る
セルフコントロールの極意
元サッカー日本代表 経営者 巻 誠一郎
献身的なプレーで、ファンやサポーターから絶大な信頼を得てきた元Jリーガー、巻誠一郎さん。2006年サッカーワールドカップ・ドイツ大会ではサプライズ選出され、その名はお茶の間にまで広がります。また2016年4月に巻さんの故郷を襲った熊本地震の際は、先頭に立って復興に貢献する姿に、胸を熱くした方も多かったのではないでしょうか。
2019年1月に現役を引退した後は、経営者として、サッカーを通じた若者の人材育成事業を行ったり、農業や福祉の事業を行ったりしながら、これまで以上に地域振興に尽力しています。現役の頃と変わらず、「誰かのために」行動する巻さんを支えていたのは、やはりコンディショニング。そこには、巻さんらしいブレない睡眠環境の構築術がありました。
Professional Interview MAKI SEIICHIRO
練習も試合も常に100%
だからこそ大切にしていた睡眠
- 目の前にある課題を解決しようとする姿勢は、どのようにして育まれたのでしょうか?
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イビチャ・オシム監督の影響が大きいと思います。オシム監督は、システムに選手を当てはめるのではなく、選手が最大限に活かせるシステムを採用してチーム作りをする方でした。適材適所で起用し、選手の能力を最大限に活かすことに長けていたのです。その考えは僕の人生の財産であり、いまの考え方のベースになっています。
僕が農業と福祉を組み合わせた事業を始めたのも、農業従事者と障がい者の価値を最大化しようという発想からです。地域の人たちが、やりがいを感じながら生きていけるように、多角的に物事を捉えるように心がけています。
- オシム監督の教えが、いまの巻さんを作っているのですね。巻さんは大学を卒業してから38歳まで、16年もの間、第一線でプレーを続けてきましたが、長い間活躍できた秘訣を教えてください。
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オシム監督のおかげで、自分自身の基準を常に高いところにおくことができたことが、長い間プレーできた秘訣なのかもしれません。引退するまでの16年間、常に自分を戒めながら選手生活を送ってきました。サッカーというのは常に走らないといけないスポーツですし、その一歩が誰かを助けることになるかもしれません。僕らの後ろにはサポーターや支えてくれる関係者やスタッフ、そして家族がいましたが、それを早い段階で教えてもらうことができたからこそ、常に自分を高い基準におくことができたのだと思います。
- そのような哲学があったからこそ、常に全力で走り続けられたのですね。巻さんのひたむきなプレーに胸を打たれたサポーターは多かったのではないかと思います。
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何か物事を成し遂げたいと思った時、やはり情熱が一番大切です。僕はその熱だけは失わないようにしてきました。現役の頃は、準備期間中にやったことを、週末に行われるたった90分の試合にぶつけるわけですが、晩年は出場時間も徐々に減っていきました。10分になったり、5分になったり、時には1分になったこともあります。でも、90分間フル出場するために、日々のトレーニングに挑み、その熱をたった1分の出場時間の中に凝縮させるということをやってきたつもりです。今も僕が色々な人に支えられて、社会の中で生きていけているというのは、そのような熱を常に持ち続けてきたからかもしれません。
- 練習でも100%の力を発揮しようとしていたのですね。でもその分、日々のリカバリーには工夫が必要だったのではないでしょうか?
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リカバリーには、主に食事と睡眠が重要です。僕はプロになった時から、27、8歳くらいまで、栄養士さんに食事の指導をしてもらっていました。その後は、どんな食事を摂ったら良いかは自分で判断できるようになりました。
一方、強く意識したのは睡眠です。睡眠には質と量がありますが、僕の場合は、寝入りも寝起きも良いタイプだったので、意識していたのは適度に睡眠時間を保つこと。例えば、試合前だからといって睡眠時間を取りすぎると、身体がだるくなってしまうので、試合前でもなるべく普段と生活を変えないように心掛けていました。
- 1 「誰かのために」の想いが自分の力を最大限に発揮できる原動力
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2 練習も試合も常に100% だからこそ大切にしていた睡眠
- 3 睡眠のリズムをコントロールすることにフォーカス
- 4 まずは最新の自分を知ること、パフォーマンスを最大化する為の最適解はいつも同じとは限らない
ナステント株式会社は、
睡眠を通じて最高のパフォーマンスを
発揮したいあなたを
サポートします
極限状態で瞬時の状況判断、決断、選択、実行を迫られるアスリート達が重要視している睡眠。睡眠中の気道を確保し呼吸をサポートする「ナステント®」を取り扱うナステント株式会社(以下ナステント)の実施した「アスリート支援プログラム」に選ばれたアスリートたちから寄せられたメッセージを一部お伝えします。
競輪:田村 武士氏
競輪のレースは3日連続であります。そのため毎レース1着を狙いながらどれだけ余力を残して勝ち抜けるかの駆け引きが必要なんです。そしてレース後は体力を少しでも速く回復させなければなりません。そのために睡眠は非常に重要な要素です。睡眠をしっかり取れると翌朝の目覚めとだるさが全く異なります。
また、競輪は特殊な競技で前日に4人が同室で過ごす必要があります。自分がいびきをかくと他の選手に迷惑をかけてないか気になってしまい熟睡できません。
逆に言うと、いびきをかかないということは、私自身も安心ができますし、周りの人の睡眠の質も良くなることに繋がります。
ナステントはコンディションをどう整えていくか大切な私にとって大切な存在となってくれると思います。
フットサル:高橋 美香氏 所属しているチームが全日本選手権で準優勝し、今年は日本リーグ優勝という目標を掲げています。私はチーム内でのキャリアが一番上になり、監督が行おうとしていることを下の世代に伝える役割と自身も選手として活躍する2つの役割があります。数年前まではがむしゃらに練習をして実力を磨いてきましたが、近年疲労がなかなかとれなくなってきていることが悩みでした。そのためリカバリーを司る睡眠についてはその質を改善するために様々なトライをしてきました。またパフォーマンスを考える中で鼻呼吸の大切さも認識しています。私はいびきをかかないですが、ナステントが睡眠時の気道を確保し鼻呼吸をサポートしてくれるきっかけをくれたことは、きっとこのあとのキャリアにも良い影響を与えてくれると思います。
スキーベースジャンプ:佐々木 大輔氏 スキーベースジャンプは、計画した滑⾛ポイントまで時には数⽇をかけて自分の足で登⼭した後、スキーで岩の間や急斜⾯を滑り、最後に崖から滑空するというスポーツです。山に登るために夜明け前に出発したりすることは、登山家の方には当たり前だと思いますが、寝不足等で睡眠の質が悪いと、スキーでの滑走時に突然現れる障害物を避ける判断や対応に大きく影響を与えます。登ってから飛ぶまで、そしてきちんと着地できるまで常にその時の最善を尽くすことができるよう平時から心がけています。ナステントのおかげで質の良い睡眠をとれるようになると何でもできると思うくらいポジティブになれます。
他にもたくさんのメッセージをいただきました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございます。
ナステント株式会社とは
睡眠を呼吸から考えるナステント株式会社 「睡眠時無呼吸症候群やいびきに対する新しい選択肢を提供し、人々の睡眠の質の改善=QOL(Quality of Life)の向上に貢献する」というミッションのもと、睡眠時の呼吸に対し、鼻に柔らかいチューブを挿入することで、呼吸時の鼻や気道の空気の通り道を内部から確保という斬新なスタイルで貢献する一般医療機器「ナステント」の製造・販売を通じ活動しています。人びとに質の高い睡眠を提供し、最高のパフォーマンスを実現します。