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スタッフコラム


万が一に備えた準備を

2020年から始まったコロナ禍をはじめ、近年様々な地域での地震や台風などが増えてきました。それにともない、個人での対策を求められ、需要と供給のバランスが大きくずれ、それに伴うデマ、信憑性の低い情報が広まることで、社会的な問題にまで発展することが多くなっています。日々の備えが非常に大切なのだと、痛感している毎日です。

私の両親も北海道胆振東部地震で被災しました

毎年1月から3月は阪神淡路大震災、東日本大震災を思い出しますし、日々忘れることはありません。私の身の回りだと、2018年の秋、北海道を大きな地震が襲いました。私の両親が住んでいる札幌も大規模な停電(ブラックアウト)により、両親とまる3日連絡が取れない状況になりました。父は糖尿病にかかっており、母は足が悪く、さらに運の悪いことに父は入院中でした。もっと大変な目に遭われている方も多く、比較にならないと思いますが、何もできない無力感に襲われたのを思い出します。私の場合は、病院のスタッフの皆様、ご近所の方の協力で最悪の事態は避けられました。ブラックアウトという言葉が頻繁に使われるようになったのもあの頃からかと思います。

私の実家はまだネット回線も引いておらず、携帯電話はガラケー。固定電話がメインです。ガラケーは早々に充電切れで連絡つかず。固定電話も電気がなくつながらない状態。地震発生から3日後に、メールができなかった父から全部平仮名で「こちらはぶじだ、あんしんしろ、じぶんのことをやつてくれ」という電報めいたメールが来た時は無事だったことよりもメールを打てるようになったことに驚きました。当時入院していた同室の方にメールの打ち方を教えてもらったそうです。

いつか、のために万が一の備えを

昨年たくさんの体験会を実施させていただきましたが、CPAP(シーパップ)を使われている患者様とお話をして心配の声を聞くのが、このブラックアウト時の対処でした。特に去年の台風の時には、お問い合わせをたくさんいただきました。 はじめにお断りとなりますが、CPAPと鼻チューブは全く違うものです。CPAPにしかできないこと、鼻チューブしかできないことがあります。このコラムでは、万が一の備えとして「鼻チューブができること」をお伝えします。対処法として知っていただきたく、絶対に用意したほうがよいという内容ではありませんのであらかじめご了承ください。

鼻チューブ の写真

・電源が不要
 停電時や電源の確保が難しい避難所などでも使用が可能です。
・持ち運びが楽
 1個ずつアルミパウチされており、薄くて軽いのでかさばらず持ち運びも容易です。非常用持ち出し袋に入れても他の荷物のじゃまになりません。
・使い方が簡単
 アルミパウチの包装から取り出したら、鼻腔に挿入するだけ。簡単な手順で装着が完了します。また、装着後も目立ちません。
・静か
 モーターなどがなく駆動音が発生しないため、大勢がいる中や公共の場所でも音を気にせずお使いいただけます。
・使い捨てなので、安心、衛生的
 一回お使いになるたびに使い捨ていただくディスポーザブル製品です。一般医療機器として認められており、安全に注意をはらい開発・製造されています。製品は電子線で減菌されておりますので安心してお使いください。

私も、東日本大震災以降、避難持ち出し袋をベッドの横に置くようにしています。年に一回この時期にいざという時使えるように、点検も含め一度広げています。
鼻チューブも使い方はシンプルとはいえ、いざという時初めて使うのは他の道具と同じようにコツがいるものです。睡眠時無呼吸症候群などの症状がある方はぜひ備えとして避難持ち出し袋の中に入れていただけると安心です。

どうか平穏な日常が一日も早く戻りますように。

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