コラム



【実体験記】実況中!いびきラボでいびきを測定します。
「いびきラボ」でいびきの計測をしていきます
スタッフのJです。前回、いびきアプリ「いびきラボ」の使用を再開したことを報告しましたが、これから毎日いびきラボを使ったいびきの記録を録っていくことにしました。
その経過は、最初は週に1回、安定してきたら月に1回くらい、この記事を更新していく【実況】の形で掲載していきたいと思います。
睡眠データを取るうちに、いびきに影響を与えそうな要因がどのようにいびきラボのいびきスコア(いびきのうるささや頻度をスコア化したもの)に影響してくるかを分析してみたいと思います。
まずは、上記のあたりから始めてみようかなと思っています。
いびきグッズのレビューもしていきます
基本的な睡眠のデータがとれたら、その後は別記事にて、ナステントをはじめとするいびきグッズのレビューもしていく予定です。現時点ですでに購入して試しているのは、下記です。
その後、医療用でないマウスピース、普通のマスク、いびき防止用マスク(鼻を覆わないタイプのもの)、鼻腔拡張テープ、鼻うがいあたりを試していきたいと思います。もちろん、いびきラボで計測したいびきスコアを使って、使用前と使用後の比較をしてみたいと思います。
お楽しみに!
【実体験記】ナステントの効果をいびきアプリで測定中!はこちら
※この実験は特定の商品を宣伝するために行うものではありません。ステマ(現在は禁止されている)のように「このグッズを使うとこんなにいびきスコアが改善しました!」というような(医学的には根拠のない)記事が多いですが、そういった宣伝とは無関係です。睡眠に与えそうな因子(飲酒や運動、睡眠時間など)が実際にどういびきスコアに現れてくるか、等を長期のいびき測定で明らかにできればと考えています。なお、サンプル数は1なので、いわゆる臨床試験のようなキチンとしたものでないこともお断りしておきます。あくまでも1スタッフのブログとして、参考程度にご活用ください。
「いびきラボ」についておさらい
いびきラボは、いびきを測定できるアプリです。日本ではいびき外来等お医者さんでも、いびきアプリのデータは参考として扱ってくれます。そういう意味で医療業界でも認められているアプリです。
詳しくはこちらに紹介していますのでご覧ください。
アプリには有料版と無料版があります。
有料版はアイテム課金(280円~2,880円)ですが、NTTドコモの「スゴ得」コンテンツやauの「auスマートパス」にも入っているため、それぞれのキャリアのユーザはこちらを契約するとそれぞれのサービスの月額料金(だいたい400円くらい)ですべての機能を利用できます。(2025年1月現在)
無料版・有料版に共通の主な機能は下記のとおりです。
有料版の主な機能は下記のとおりです。
ちなみに、アプリ新規利用者の平均のいびきスコアは25だそうです。
分析1:飲酒の有無はいびきスコアに影響を与えるか?
データがたまってきたので、分析をしてみたいと思います。
ひとつめは、お酒を飲んだ時と飲んでいない時でいびきスコアに違いが出るか?です。
いずれも、スコアに影響が出ないように、ナステントをしていない時のデータで比べています。
やはり、お酒を飲んだ時のほうがいびきスコアは高めです。
ちなみに、最小と最大も比べてみます。
お酒を飲んだ時は最小でも32でした。お酒を飲んでいない時の最大値が56と大きいのは、いびきスコアを悪化させる別の要因があるからだと思われます。
分析2:睡眠時間はいびきスコアに影響を与えるか?
ふたつめは、睡眠時間の長さでいびきスコアに違いが出るか?です。
便宜的に6時間以上の睡眠の場合と、6時間未満で分けてみました。
こちらも、スコアに影響が出ないように、ナステントをしていない時のデータで比べています。
こちらも、飲酒の時ほど差は出ないものの睡眠が短いほうがいびきスコアは高めです。
ちなみに、最小と最大も比べてみます。
若干睡眠時間が長いほうが最小、最大ともにいびきスコアは低めです。
このように、睡眠時間は長いほうがいびきスコアは低めに出ています。
が、これはもしかするといびきラボのいびきスコア算出ロジックのためかもしれません。睡眠を計測してみると、いびきは寝入りばなのほうがやや強い傾向がありそうです。睡眠時間が短い場合は、そもそもいびきの少ない時間帯が少ないため、相対的にいびきスコアが悪く(大きく)出るように思います。
この点は、もう少し分析を進めてみたいと思います。
飲酒の有無×睡眠時間のクロス集計結果
飲酒の有無と睡眠時間のクロス集計した結果も掲載しておきます。
やはり、お酒なしで睡眠時間6時間以上の時がいびきスコアは最小(もっともよい)です。
睡眠時間6時間以上で比べると、お酒を飲んだ時と飲んでいない時でスコアがかなり違う(お酒を飲んだほうがスコアが悪くなる)ことがわかります。
当たり前のようですが、数字で示されると納得感がありますね!
4週目:2月3日-2月9日(7日間)のデータ
この期間のいびきスコアは最大で48、最小で18。
平均いびきスコアは30.0と、先週より悪化。
お酒を飲んだ日が4日あったためだと思われます。
今週は、お酒を飲んでいびきがひどかった日の分を掲載します。やはり寝入りばなのいびきがひどいようです。
3週目:1月28日-2月2日(7日間)のデータ
この期間のいびきスコアは最大で58、最小で14。今回はばらつきが大きく、最小と最大、両方とも更新しました。(今までの最悪は56、最高は18)。
(註:睡眠時間が4時間を切るとスコアがかなり荒れるようでしたので、統計的な処理を行った結果、この最大スコアは不採用としました)
今回は最小、最大ともにナステントをしていた日。ナステントをしているにもかかわらず40以上のスコアが出たのは初めて、しかもナステントをしていなかった日も含めて最悪の数字なのでちょっと驚いています。
が、改めて見てみると、この日は夜更かしをして睡眠時間が3時間台。
まだ確たることは言えませんが、睡眠時間が短いとスコアが悪くなる傾向がありそうです。このあたりは来週、1回まとめてみたいと思います。
平均いびきスコアは27.4と、先週よりさらに改善。
今週は、最大のスコアをたたき出した日と、最小のスコアをたたき出した日の分を掲載します。ともにナステントをした時のスコアです。
左は睡眠時間が短い日。いびきをかいている時間の割合が相対的に高く、スコアが悪化したものと思われます。
右は今までのスコアが一番良かった日。ナステントのおかげか、大きいいびきの時間帯がほとんどありません。
左はナステントをして寝た日
2週目:1月21日-27日(7日間)のデータ
この期間のいびきスコアは最大で36、最小で19。今回はあまりばらつきがありませんでした。ナステントをして寝た日が多かったためだと思います。
平均いびきスコアは29.6。少し良くなりました。
ナステントを使用した日としなかった日の比較はもう少しデータがたまってきたら公開します。
今週はナステントをしてスコアが良かった日と、寝入りばなにいびきが大きかった時のデータを掲載しておきます。
左はナステントをして寝た日。大きないびきがなくなっています。
右は何もしないで寝た日。寝入りばなに大きないびきをかいています。
左はナステントをして寝た日
1週目:1月14日-20日(7日間)のデータ
この期間のいびきスコアは最大で56、最小で18。それぞれ飲酒せず、何の対策もしていない日でした。
平均いびきスコアは35.7。あまりよくありません。。
まずは、一番いびきが静かだった日と一番ひどかった日のデータを掲載します。
前回も見たように、周期的にいびきが強くなっていること、また寝入りばなに大きないびきが見られる、ということがわかります(一つは前回もお見せしたデータなので当然と言えば当然ですが。。)
驚いたのは、いびきスコアにかなりの幅があること。てっきり飲酒をした時のデータが悪いのかと思ったのですが、そうとも言えないようです(それでも飲酒すると悪化する傾向はありそう)。
まだデータが少なくて、言えることが少ないので、徐々にデータをためてから分析してみたいと思います。
(当サイトからお申し込みされる場合に限り、処方指示書を無料で発行いたします。購入の際には簡単なオンライン問診票への記入が必要です(所要約4分))。