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vol.06 いびきは恥ずかしい?

前回のコラム「vol.04 いびきの可視化の重要性」で私のコンプレックスがいびきだったことを書きました。思っていた以上に「実は私も…」「悩んでいたのは自分だけじゃなかった」「夫のいびきが心配」という方が多く、データも踏まえながら考えていきたいと思います。

1.いびきをかいているのはあなただけじゃない

vol.01 気になるいびきの治し方」の再掲となりますが、調査を行った結果、日本人のうち40%以上はいびきをかいています(男性:2,917名、女性:2,853名 2019年1月実施 自社インターネット調査)。そして約45%は自分がいびきをかいているかわからない人たちです。つまりこの中にもいびきをかいているけど認識していない人がいる可能性があります。

2.いびきをかくのはどんな時?

同じ調査によると、疲れている時が最も多い回答でした。いびきは頑張っている証拠なのかもしれません。お酒を飲んだときは、咽頭や舌の筋肉がゆるむためです。つまり、いびきをかきそうなタイミングというのは、ある程度わかるものなのです。
もちろん、私のようにお酒を飲まなくても(仕事で疲れていなくても…)毎日、いびきをかかれる方は「寝る=いびきをかくことが多い」ということになります。

3.いびきをかく原因はさまざまです

いびきの原因は、肥満や飲酒などもありますが、鼻が詰まるなどの鼻の病気、加齢、アデノイドや扁桃腺肥大など、自分ではどうしようもないこともあります。また、下あごが小さいなど骨格の問題もあったりします。ですので必要以上に自分を責めることはないのです。ただし、加齢や骨格など体型が原因であるとすると、毎日いびきをかいているかもしれません。実際、ナステント体験会などでも、若くて非常にお顔の小さい方がいらっしゃり、いびきに悩まれているという方にお会いすることが増えてきました。

4.もう一度いびきをかく「仕組み」を考える

いびきは睡眠時に、上気道が狭くなる又は閉塞することにより発生します。上気道は、顔の骨格や加齢によって、軟口蓋という組織が落ち込むことにより、狭くなったり、閉塞します。また肥満によっても狭窄、閉塞は起こります。狭いところを空気が通ろうとすると空気抵抗が大きくなり、呼吸をしたときに粘膜が振動して音が生じます。この振動音が、「いびき」です。
太ったことが原因であったら、スタッフKのように地道にダイエットをする、ということで対策をうつことができます。

いびきをかいていることが気になるようでしたら、ぜひ医療機関にご相談ください。時には、昼間、急激に眠くなるなどの症状が併発していたら睡眠時無呼吸症候群であることがわかるかもしれません。 ナステントの処方指示書も発行してくれる全国の医療機関はこちら

5.「恥ずかしい」からじゃない、「自分のために」

上記の仕組みのように、気道が狭くなると、一回の呼吸で十分に空気が肺に入らなくなります。そのため、酸素不足を引き起こし、足りない酸素をさらに取り込もうと人間の身体は活動します。その結果、酸素が不安定にとりこまれるため、脳や身体へダメージを及ぼす可能性があり、心疾患、高血圧などの生活習慣病の原因や悪化の原因にもなります。自動車を運転する方は、睡眠の質が下がることで事故リスクが高まったり、集中力や作業効率が低下する可能性があります。自分の生活のためにもいびきへの対処を検討してください。


(※)出典
* New England Journal of Medicine 2000;342:1378-1384
* 睡眠時呼吸障害Update,日本評論社
* Am J Respir Crit Catr Med 2005;172:1590-1595

6.いびきの対処方法がわからない人が多い現実

そうはいっても調査の結果のうち、約83%の人はいびきに対してアクションを起こしていません。そして対処したい気持ちがあってもその方法がわからない、という方がそのうちの83%を占めるのです。
一方でいびきへの対策をしていない人の理由は、寝ている間のことだから、お金をかけたくないから、がTOP3に入っています。でも考えてみてください。一日の約1/3は寝ていると考えると、あなたの人生の1/3に対して、何も手を打っていないのです。睡眠を変えると生活が変わる、生活が変わると人生は変わる、と言っても過言ではないのでしょうか?


<前出の調査のうち、いびきをかいたことがある人:男性:486名、女性:304名>

7.例えば睡眠時の上気道を確保するには

ナステントは、口蓋垂(のどちんこ付近)まで達することで、上気道の間に空気の通りを確保し、睡眠時の鼻呼吸をサポートします。万が一口蓋垂が落ち込んで、ナステントが潰れても、ナステントと上気道との間に隙間ができますので、完全に閉塞してしまうことはありません。
それにより、気道を確保することによりいびきのような大きな振動音を低減します。

もうこのページを読んでいる人は、いびきに対して一歩進み始めている人だと思います。たかがいびきですが、されどいびき。ぜひご自身の睡眠に対してもう一度見直してみてはいかがでしょうか?